今日の献立は沖縄の三大行事のひとつ清明祭(シーミー)です。もともとは中国から伝わった行事ですが、シーミーは農作業を始まる前に「事故やケガがないように見守ってください」と祖先にお願いしたことが始まりでした。お墓に重箱料理を供え、その後みんなで料理を囲みながら会食します。
山原のシーミー料理は「御三味(ウサンミー)」といって三枚肉の煮付け、揚げ豆腐、かまぼこ、天ぷら、ごぼうの煮付け、結び昆布や、おもちなどを重箱に詰めます。
今回はその中から、赤かまぼこ、ごぼうの煮付けを作りました。他に、ゆかりごはん、鶏の汁、もずく豆腐、ミミガーのみそ和え、日向夏、牛乳を組み合わせました。
黒色の四角に切った料理はモーイ豆腐と似ていますが「もずく豆腐」。くせがなくおいしいと声もありましたが、さすが大宜味っ子、モーイ豆腐のほうがいい!という声も。それぞれの良さを知る、いい機会になったのではと思います。
お友達といっしょにシーミー気分、味わえたかな?