学校評価

2学期の保護者アンケート集計

1:全く思わない。 2:あまり思わない。
3:少々思う。   4:そう思う。

ことがら 平均(前学期平均)
学校は、教育目標や教育活動の内容をわかりやすく伝えていますか? 37 28 3.31 (3.29)
学校は基礎学力定着のための取組を工夫し、子どもの学力は向上している。 10 35 26 3.32 (3.22)
学校は、地域との連携を積極的に行っていますか? 34 24 2.99 (3.12)
学校は、家庭への連絡や意志疎通を積極的に行っていますか? 38 24 3.25 (3.18)
学校は、子どものことについて気軽に相談できますか? 11 32 24 3.21 (3.13)
子どもはあいさつがきちんとできますか? 12 42 15 3.12 (3.01)
子どもは、授業が楽しく、分かりやすいといっていますか? 11 31 26 3.36 (3.12)
子どもは、学校へ行くのが楽しいといつていますか? 19 44 3.63 (3.46)
学校は地域教育資源(自然・文化・人材等)を生かした教育活動を行っていますか? 16 33 19 3.22 (2.95)
10 学校は、いじめ一問題行動などのない学校づくりに取り組んでいますか? 14 34 20 3.09 (3.02)
11 先生方は子どもをよく理解し、適切に指導していますか? 33 29 3.36 (3.25)
12 学校は将来の生き方や夢について考えさせる取り組みを行っていますか? 14 35 22 3.06 (3.11)
13 学校は、豊かなこころを持った子どもを育てる取り組みを行っていますか? 15 33 21 3.27 (3.05)
14 学校は、子どもの体力向上に努めていますか? 10 35 24 3.36 (3.14)
15 学校は、施設・設備等の環境整備を十分に行っていますか? 15 31 20 3.06 (2.92)
16 学校は、PTSA活動が活発であると思いますか? 18 40 3.02 (2.81)

 

考察

  • 全項目の平均ポイントは「3.23」となっている。1学期の平均ポイントが「3.11」であることから、学校や教育活動に対する保護者のイメージはアップしつつある。
  • 職員のもっとも気になる8番目の評価が前回同様最高ポイントであり、また、上昇していることは喜ばしいことである。
  • 設問12のポイントダウンはそこまで気になる差ではないが、設問3のポイントダウンの差は、結構大きいので今後の課題として捉え進めていきましょう。

 

平成28年度二学期末学校評価保護者アンケートの寄せられたご意見コーナーから!

平成29年2月 大宜味小学校長

☆一昨年末に実施した学校評価に関する保護者アンケートについて、ご協力頂きありがとうございました。その際にアンケート票への回答と共に寄せられた主なご意見感想等について、下記の通りお答えします。【回収率69,6%】

(寄せられた原文のまま掲載してあります。)

1.学校生活がとても楽しい様子なのでこれからもよろしくお願いします。
A.ありがとうございます。学校経営の重点〈ごづくり〉では、「豊かな心の育成」の中で支持的雰囲気のある学校・学級をめざす取組を充実させることを目標に掲げ、その重点達成目標(数値目標)として、「学校が楽しいと答える児童」の割合を90%に設定していました。1月に実施した児童アンケートでは「学校が楽しい」と答えた児童の割合が96%に達し、一定の成果を得ることができました。これからも子どもたち一人一人がかけがえのない存在として大切にされ、支持的雰囲気の中で安心して自分の力を発揮し「笑顔きらめき・学び続ける」ことのできる学校をめざして教育活動に取り組んでいきます。

2.もう少し学校の様子を知りたいです。新聞みたいなものはこれから毎月あるのかな?
A.各学年の学級便りに加え、校長発行の学校便りも月2回発行しています。月初めに発行される教育委員会広報誌「あじまー」に両面刷りで差し込まれて配布されているかと思います。大変遅れていますが、現在学校のHP(ホームページ)についても開設の準備を進めているところです。新年度までには開設し学校便りやPTSA新聞等も閲覧できるように整備していきたいと考えています。

3.電子黒板がたまにわかりにくいみたいです。→黒板の方が予習・復習ができて頭に残りやすい。
A.情報化社会の進展とともに学校にもICT教育の充実が求められており、児童にもコンピュータ活用能力の習得が不可欠の時代となりました。一方教師にもICTを活用した授業力の向上が求められ、デジタル教科書を中心とする電子黒板の活用は、その象徴的な変化といえます。幸い本校では各教室や特別教室に電子黒板が配置され、その環境は他校に引けを取らないものとなっています。しかしご指摘のようにそれを使うことで、かえって子どもたちが授業についていけなくなるということがあってはなりません。各教諭へは、通常の黒板での板書を基本とし、電子黒板活用が子どもたちの理解への有効的な手助けとなるよう、使用方法を工夫するよう共通理解を図りました。またさらなる効果的活用方法や教材研究の仕方等についても、共通理解の下で実践できるよう校内研修等を計画していきたいと思います。

4.遊具がほしいみたいです。
A.前回回答した内容と重複します、遊具の設置については必要だと考えています。旧小学校の遊具の移 設、飼育小屋や農具小屋、教材園等の造成と合わせて整備できたらと考えていますが、費用の問題も出てきます。教育委員会とも相談していきますが、資金造成のための記念事業の立ち上げも視野に入れていきたいと思っています。

5.ぶながや広場の毛虫が気になるようです。
A.夜間点灯している照明のせいか、夏場に蛾の幼虫?が大量発生したことがありました。現在は気になるほどの虫の発生はないかと思います。

6.公文を子ども達が渡し忘れることがないようにメールを活用してほしい。
A.前回も回答しましたが、今年度の教育計画(行事等)については、すべて初めてのことになりますので実際に実施する場合にどうしても不都合が生じたり、臨時に行事を挿入しなければならない等の課題が出て、急な対応になる場合があります。その際はできるだけ早くお知らせできるよう対応していきます。またご要望の『大宜味小中安心メール』の活用については、災害時における避難情報、不審者情報を始め、学校行事の実施及び変更のお知らせやPTSAからのお知らせについても随時お知らせできるよう対応していきたいと思います。登録がまだの方はぜひご登録下さい。

7.小中一貫校ではないので運動会は別々にしてほしい。出番が少ない。親子リレーも学年を決めるのではなく希望者を募ってほしいです。
A.本校新設と中学校移設の基となった「大宜味村立学校適正化総合基本計画(成案:H25)」では、「校種間の「縦のつながり」や「横のつながり」を円滑にし、小学校・中学校がそれぞれの主体性を活かしつつ互いに融合し、教育の方向性を共有して教育実践の充実を図る」と謳い、これまで小中別々に行われてきた学校行事の見直しを図り、小中が連携した共同開催による行事の精選を図ると記されています。運動会はその象徴ともいえる行事で、今回初めての開催となった小中合同での運動会は、児童生徒だけでなく、学校職員も互いに協力・連携し合い、短い取組期間の中で成果を得たものと捉えています。また保護者だけでなく多くの村民やサポーターもかけつけ、村一体となった運動会になりました。ご指摘の様にこれまでの小学校での運動会に比べ、児童や地域の方々の参加種目が減ったことは事実ですが、日頃の学習活動の披露という面では、それぞれの学年での種目も充実しており、目的を達成できたものと思います。親子リレーや同窓生リレー等の実施方法には課題もあり、今年度の反省も活かしながら、小・中なお一層連携・協力し、次年度の運動会を充実したものにしていきたいと思います。ご理解お願いします。

8.送迎バス利用時の指導を再度行ってほしいです。
A.スクールバスの利用時の決まり、マナーについては再三指導を行っています。運転手さんの指導だけでは「改善がみられない」との声もあり、校長や教頭から個別に指導を行ったり。全体集会の場で再確認したりしています。当初の頃より指導の回数は減ってきましたが、継続して見守っていきます。一般社会でのマナーにも通じることですので、学校だけでなく家庭の方でもご指導よろしくお願いします。

9.PTSA委員会・行事等充分に低学年<初めての子>の親に周知してほしい。
A.大宜味小学校・中学校PTSAは統合前の村PTA専門部会で議論され、その大枠が決定して今年度新たに発足しました。その中身については、統合前に開催された新入児童保護者説明会でも周知させてもらいまし
た。またPTSA総会でも、具体的内容について説明して承認してもらいましたが、新しい形態の組織でもあることから、説明やご理解が不十分な点もあったかと思います。徐々にですが小・中の連携も図られ、先日の国頭地区PTA連合会研究大会も会場校PTSAとしての運営を高く評価されたところです。今年度の反省等もふまえ、特に新入児童の保護者へは丁寧に説明を行っていきます。会員の皆様のご協力も合わせてよろしくお願いいたします。

10.給食の品数や量がすくないと子どもが言っていますが何故ですか?
A.給食については、教育委員会の管轄になりますが、別紙で12月に開催された「大宜味村学校給食セン ター運営委員会」で提示された資料を添付しますので、ご参照下さい。

11.今年度は地域教育懇談会が少ないように思います。
A.地域教育懇談会は学校行事ではなく、大宜味村教育委員会が主催する学力向上推進行事の一環として開催されているものです。今年度は旧小学校区別に各1回の開催でしたが、教育委員会では次年度、以前のような字の公民館を持ち回りとした開催方法も検討しているようです。

12.統合して各地区から集まってきているので、以前のような地域色がなくなっていると感じます。立地の問題もあるかもしれません。今後は「大宜味村」としてのカラーを強く出した活動ができたら良いと思います。
「塩屋っ子」とか「喜如嘉っ子」みたいな感じで「大宜味っ子」と感じられるような。
A.本校のめざす子ども像には、「知・徳・体」の目標に加え他校では見られない「郷育=ふるさとをよく知り誇れる子」という目標が設定されています。それを受けて校長の学校経営方針「ごづくり」でも、「魅力ある学校づくり」の中の具体的取組として、大宜味村の地城教育資源を教材化したり、それを(人材を含む)を活用した授業を積極的に実践することを打ち出しています。その内容の一部を先日の「きらめき発表会」の学力向上推進に係る学校の取組の中で報告しました。また「総合的な学習」の中では本村の4つのキーワードをテーマに、それぞれの学年で探求的・課題解決的な学習を進めています。こうした学習を通して子ども達が、自分の生まれ育つ大宜味村をよく知り、自信を持って紹介できるようになってほしいと願っています。今後さらにこうした取組を充実させることで、学校の校風・伝統を形成し、本校に学び本校で育つ子ども達が「おおぎみっ子」としての誇りを持てるようにしていきたいと思います。

大宜味村立大宜味小学校のホームページです。