給食日記9/8(木)給食写真

少し早いですが、旧暦の8月15日十五夜の行事によせた献立です。

沖縄では、昔から十五夜に農作物の豊作への感謝と祈りをささげるために、ふちゃぎを作り、仏壇や火の神へ供えます。

本来の「ふちゃぎ(吹上餅)」は、蒸しあげた白い餅にたっぷりの煮た小豆をまぶした素朴な行事食です。砂糖は使わず、素材を味わいます。

今日の給食では、子ども達が食べやすいように餅にさつまいもを混ぜ込み、小豆にも甘味を足しているので、「ふちゃぎ風」とし、手作りしました。

スーパーなどで見かけるものも甘いふちゃぎになっていることが多いです。

沖縄の行事食を子ども達に伝えるいい機会となりました。

少し小豆を煮すぎてしまい、つぶれてしまったのはご了承ください。

子ども達も食べ慣れない「ふちゃぎ風」は残してしまいがちでしたが、「美味しかった!」「小豆大好き!」と声をかけてくれる子もいました。うれしいです。

【献立】麦ごはん ゆし豆腐 スルルーのごま天ぷら

ゴーヤー卵とじ ふちゃぎ風 牛乳

更新者:上野(学校栄養職員)