毎月第三木曜日は「琉球料理の日」です。
琉球料理の魅力や沖縄の食文化を次世代へ継承していくため、学校給食では、琉球料理を献立に取り入れています。
今日は沖縄北部近海で獲れた「ガーラ」を使った魚汁の登場です。
「ガーラ」はウチナーグチです。和名では「ヒラアジ(ロウニンアジ)」と言います。魚を納品してくださる国頭漁協さんよりおすすめとのことで、魚汁に使いました。
デザートは、沖縄の庶民のお菓子「タンナファクルー」を手作りしました。ごまなど貴重な食材を使った琉球の宮廷菓子「クンペン」を模して、限りある食材で庶民も楽しめるようにと玉那覇さんという方が工夫して、作ったものという説があります。名前の由来にもなっています。
琉球料理は、手に入る食材をうまく使い、心身へ栄養を取り入れて、健康長寿を保つ「医食同源」の食文化です。
家庭や地域、学校給食から子ども達へ大切に受け継いでいきたいですね。
【献立】麦ごはん もずくのり 魚汁 せん切りイリチー
タンナファクルー 牛乳
更新者:上野(学校栄養職員)