琉球料理とは、沖縄で昔から受け継がれてきた伝統的な料理です。琉球の時代に中国や薩摩とのかかわりで生まれたおもてなしの料理や、亜熱帯の自然のもとで育まれてきた庶民の料理があります。
沖縄の伝統的な食文化を絶やすことなく伝えていくために
毎月の給食こんだてにも琉球料理を組み合わせています。
【5月15日(木)こんだて】
麦ごはん アンダンスー さばの生姜やき 麩タシヤー 冬瓜のおつゆ 牛乳
「アンダンスー」は油みそのことです。冷蔵庫がない時代、大きな甕につくり、保存食として長く食べる工夫をしてきました。
【5月30日(金)のこんだて】
玄米ごはん アーサ入り厚焼きたまご 沖縄風みそ汁 大根の梅おかか和え ちんびん 牛乳
きょうは旧暦の5月4日、沖縄の年中行事「ユッカヌヒー」です。豊漁を祈願して、県内の漁港のある地域ではこの時期ハーリー大会が行われています。家庭では子どもたちの健康を祈り、「ちんびん」や「ポーポー」をお供えしてウサンデーしたといわれています。
今日は給食センターでちんびんを1枚1枚、一生懸命焼きました。!