「食育」カテゴリーアーカイブ

給食日記12/22(水)給食写真

今日は冬至です。沖縄では冬至にターンム(田芋)やチンヌク(里芋)の入った「トゥンジージューシー」を仏壇に供えて、家族の健康と繁栄を願います。

大宜味村で採れたチンヌクを使って作ります。茹でるとホクホクしておいしそうです。

給食センターでは、ひとつひとつ丁寧に皮をとり、サイコロ状に切ります。

ジューシーと一緒に炊き蒸らします。

チンヌクが入ったトゥンジージューシーを学級毎に計量していきます。

ゴロっと入ったチンヌクの存在感があるトゥンジージューシー。

本日はインガナズーネー(苦菜の白和え)も添えた地産地消献立です。

【献立】トゥンジージューシー 大根ともずくのみそ汁

いかげそのから揚げ インガナズーネー

大紅みかん(クガニーより変更) 牛乳

栄養士より、一年生に冬至とチンヌクのお話しをしました。「チンヌクみたいに仲良しで元気な一年生になってほしいと願いを込めて作りました!」と伝えると、パクパク食べてくれました。

給食日記12/21(火)給食写真

明日は一年で昼が一番短く、夜が長い冬至です。

昔から、冬至に南瓜を食べると健康になると言われています。今日の給食は南瓜を使った「いとこ煮」です。小豆と里芋を加えて煮込みました。

大量調理では、煮崩れを起こしやすい南瓜の煮物は難しいのですが、調理員さんがすべて包丁で手切りをして、上手に煮てくれたので、形も崩れず、おいしく仕上がりました。

汁物は、温かい「たぬき汁」です。肉食を禁じた精進料理として、肉の代わりにこんにゃくを用いています。たぬきは人を化かすと言われる動物ですが、肉がこんにゃくに代わったことからその名がついたという説もあるようです。こちらもだしがしっかりと効いておいしく仕上がっていました。

食べ慣れない料理に戸惑った子ども達も多かったようですが、職員室の食缶は残量がなく、空っぽになっていました。大人好みの献立だったかもしれません。

【献立】もちきびごはん たぬき汁

魚の黄金焼き いとこ煮 牛乳

給食日記12/20(月)給食写真

今日は子ども達の好きな献立です。

冬休みに向けて、あとひと息!週はじめの給食を楽しんでもらえるとうれしいです。

楽しい冬休みまであと少し。楽しく年末年始を迎えるためには健康でいることが一番です。

朝・昼・夕3回の食事を決まった時間に食べて、日中は体を動かす活動を行い、10時までの就寝で8時間の睡眠時間を確保する生活習慣で過ごすことを身につけておきましょう。

そうすると、3学期も生活リズムを整い、スムーズに迎えることができるはずです。

みなさんが、楽しく元気に年末年始を迎えられますように。

【献立】スパゲティーミートソース チキンのハーブ焼き

コールスローサラダ ベビーチーズ 牛乳

給食日記12/17(金)給食写真

今月の栄養指導目標は「寒さに負けない食べ物を知る」となっています。

気温の寒暖差が大きいため、体調を崩している子ども達も増えているようです。

冬は寒さから体を守るためにビタミン類をたっぷりと摂ることが大切です。

ビタミンは、野菜や果物に多く含まれています。「野菜は苦手…」「果物は皮をむくのが面倒だから…」ではなく、体の調子をよくするために、積極的に食べたいものです。

今日は汁にも野菜の栄養が溶け込んだ豆腐団子スープ、白菜とりんごのサラダ、オレンジでビタミン強化献立となっています。

揚げパンは、いつの時代も子ども達に大人気献立です。

【献立】アーモンド揚げパン 豆腐団子スープ

白菜とりんごのサラダ オレンジ 牛乳

給食日記12/16(木)給食写真

毎月第三木曜日は「琉球料理の日」です。

琉球料理の魅力を次世代を担う子ども達へ継承していくために、学校給食でも毎月琉球料理を献立に取り入れています。

様々な国と友好的な関係を築き、独自の文化を作り上げた琉球王朝時代。食文化も多くの国の影響を受けながら、地域にあるものを上手く活用し、食生活に取り入れることで、発展を遂げてきました。

沖縄県内でも地域によって、同じ料理でも作り方や材料に違いが見られます。それは、私たちの祖先は生きるためにいろいろな工夫をしながら、食事をしていたからだろうと感じます。

琉球料理には、健康長寿につながる知恵がたくさんつまっています。ぜひ子ども達にも、琉球料理の良さにふれてほしいと思います。ご家庭でも毎月第三木曜は、琉球料理を食卓へ並べてみませんか?

今日は、給食が楽しみで学校に来ている子ども達の声が聞けて、とてもうれしかったです。

【献立】麦ごはん もずくのり バンジ鶏汁

いかとにんにく葉イリチー みかん(クガニーから変更) 牛乳