「食育」カテゴリーアーカイブ

給食日記7/1(木)給食写真

沖縄県の地産地消推進事業の一環として、学校給食食材へ県産の紅芋ペーストを7月に21kg提供していただきました。

今日の献立「タピオカもち」に使用しています。きなこがまぶしてあるので、紅芋の鮮やかさが写真では見えませんが、石垣島で栽培されている「沖夢紫」という品種のペーストを使いました。

「沖夢紫」は日持ちがしないので、生芋で店頭で並ぶことが少ない貴重な品種です。甘みが強く、色も紫が濃い色あいをしています。ペースト状に加工して、お菓子などで使うことが多いそうです。

明日も紅芋クリームジャムで使用する予定です。食彩も楽しめると思います。

タピオカもちは紅芋ペーストとタピオカ粉を混ぜ合わせて、蒸し器で蒸し上げます。「タピオカウブサー」という名前で給食でも登場したことがあります。「蒸す」ことをウチナーグチで「ウブス」といいます。

【献立】中華雑炊 わかさぎの南蛮漬 モーウイの辛味和え

タピオカもち バナナ 牛乳

給食日記6/30(水)給食写真

「冷やし中華はじめました!」

店先にこの言葉を見ると、夏到来を感じます。冷やし中華は、実は日本で生まれた料理です。中国の「凉拌麺リャンバンメン」という冷たい麺料理の影響を受けて誕生したそうです。

喉ごしがよい冷たいものを食べたくなる季節ですが、一緒にスープなどの温かい料理も一緒にとると体が冷えすぎてしまうことも防げます。

【献立】冷やし中華 コーンと豆腐のスープ すいか 牛乳

給食日記6/29(水)給食写真

冬瓜をウチナーグチで「シブイ」「スブイ」といいます。

冬瓜には「冬」という漢字が入っていますが、夏野菜です。今収穫しても、冬まで保管することができることから、この名前になっているようです。水分が多く、余計な塩分を体の外へだすミネラル「カリウム」も多く含まれます。

今日は、かつおだしとみそで煮込んでみました。料理をはじめると冬瓜から水分がたっぷりでてきます。その水分をウチナーグチで「ドゥージル」といい、水分を足さなくても、冬瓜からの水分で十分煮込むことができます。野菜のだしといってもいいですね。

【献立】麦ごはん 五目玉子焼き 冬瓜のみそ煮

キャベツのごま和え 牛乳

給食日記6/28(月)給食写真

雨が降り続いています。湿度は高く、じめじめしていますが、気温は過ごしやすくなっています。太陽がギラギラと照り付ける暑さが本格化する前に、こんな天気も楽しめるといいですね。 夏本番にそなえて、体力もつけておきたいこの時期。豚肉と生姜を合わせた生姜焼きは最適な組み合わせです。豚肉に含まれるビタミンB1は、疲労回復に欠かせない栄養素です。生姜と組み合わせると食欲が増し、夏バテ予防につながります。ねぎ類と一緒に食べると吸収率も高まります。
夏に向けて、食事から暑さ対策を行いましょう!

【献立】高菜ごはん 豚肉生姜焼き 夏野菜のおかか和え

豆腐団子汁 牛乳

給食日記6/25(金)給食写真

今日は子どもたちに「手作りチリドック」を楽しんでもらおうと献立に取り入れました。

感染症対策で給食を静かに食べることが定着しています。以前は、友達と会話を楽しみながらの給食時間でしたね。会話も食事をおいしくするスパイスのひとつですが、静かに食べることも楽しんでもらいたいと思っています。

チップスサラダも食べる前に混ぜて、パリパリする食感が残るように、給食センターでのバットへの入れ方を工夫しました。

みなさん、楽しんでもらえたでしょうか?食事が楽しい時間でありますように!

【献立】コッペパン あさりのチャウダー ボイルウインナー

チリドック チップスサラダ 牛乳