ogimi のすべての投稿

給食日記1/22(水)給食写真

沖縄の食文化には様々な歴史があります。郷土の食文化を知る機会とした給食週間3日目です。

沖縄そばは材料にそば粉を使いませんが、そばという名称がつくことに国から指摘が入ったことがありました。しかし、琉球王朝時代の中国との交流で誕生した志那そば(唐そば)が沖縄県民に根づき、「沖縄そば」として親しまれ、沖縄独自の食文化であることが認められ、その名を使用することができることになりました。今日は沖縄そば麺を使った焼きそばです。

沖縄のぜんざいは小豆ではなく、金時豆を使って作られています。その背景には、戦後アメリカ統治下にあった沖縄にアメリカから入ってきた金時豆を上手く使う工夫のひとつでした。

【献立】沖縄焼きそば 揚げスルルーのシークヮーサーだれ

大根とじゃこのゆかり和え 沖縄ぜんざい 牛乳

更新者:学校栄養職員

給食日記1/21(火)給食写真

学校給食週間2日目です。今日は「給食の始まりの頃」献立にしました。

明治22年に山形県鶴岡市にある私立忠愛小学校で子ども達へ食事を提供することから始まった学校給食。

戦後、子ども達の栄養補給を目的として「学校給食法」が施行され、現在は、子ども達の心身の健康と正しい食のあり方や食を選択する力を身に付けるために学校教育の一環として、全国の小中学校で学校給食が実施されています。

時代とともに給食の内容も変化してきました。子ども達にとってこれからもよりよい学校給食となるよう、ご協力よろしくお願いします。

【献立】麦ごはん あさりの佃煮 すいとん汁

鮭の塩焼き 煮びたし 牛乳

更新者:学校栄養職員

給食日記1/20(月)給食写真

大宜味村学校給食センターでは、本日より24日(金)まで学校給食週間です。「食べて発見!故郷いろいろ」をテーマに取り組みを行います。

今日は大宜味村観光協会と令和4年より相互協力協定を結んでいる愛知県蟹江町のふるさと給食としました。

蟹江町は「水郷のまち」できれいな川の流れる自然豊かな町です。昔は川辺に蟹がたくさんいたことが名前の由来となっているそうです。

郷土料理「ぼら雑炊」はきれいな川の流れる場所で獲れた「ぼら」を使った炊き込みごはんです。作り方を参考に地域で穫れる「しいら」を使った「魚雑炊風」を献立に取り入れました。蟹江町は果物のいちじくの産地でもあるので、生のいちじくは手に入らないですが、ドライいちじくを使ってソースをつくり、ミルクプリンにかけてみました。給食週間にいろんな故郷を紹介していきます。

【献立】魚雑炊風 れんこん入り平つくね かにかまの中華和え

ミルクプリンいちじくソース 牛乳

更新者:学校栄養職員

給食日記1/17(金)給食写真

今日の給食は地域の魚「しいら」を使ったパン粉焼きです。コッペパンにシークヮーサー風味のコールスローはさんで食べるセルフフィッシュサンドにしました。

3年生の教室を巡回しているとみんな上手にサンドして食べていました。パン給食の日は子ども達が喜んでいる様子が伺えます。

高学年の子ども達は香港の小学生25名との交流もありました。給食も一緒に楽しく食べている様子でした。大宜味自慢のシークヮーサーの香りがするコールスローサラダを香港の子ども達にも味わってほしいと献立に取り入れてみました。

【献立】コッペパン チキンビーンズ

しいらのチーズパン粉焼き シークヮ―サーコールスロー

オレンジ 乳飲料(県産乳生産量減により、乳飲料で代替)

更新者:学校栄養職員

給食日記1/16(木)給食写真

毎月第3木曜は琉球料理の日です。

沖縄は亜熱帯気候で、年間を通して高温多湿の日が多くあります。その中で、食文化も発展してきました。

気温が高いと食べ物も傷みが早くなります。調理の工夫として、日持ちするようにしっかりと火を通すから揚げやサーターアンダーギーなど揚げ物料理が郷土料理にも多くあります。

また調味料として、酢やシークヮーサーなどが使われます。酸の力で抗菌と考えた食の知恵かもしれません。

今日の給食は野菜をシークヮ―サーみそ和えにしました。

地域ならではの調理法には、工夫や知恵がつまった食文化があります。大切に受け継いでいきたいです。

【献立】大根飯 アーサと冬瓜のお汁 具だくさん卵焼き

野菜のシークヮーサーみそ和え 牛乳

更新者:学校栄養職員