「食育」カテゴリーアーカイブ

給食日記6月③きょうの琉球料理

【6月10日(火)こんだて】

クファジューシー シブイウブサー ひじき入り卵焼き モーウイのウサチ あまがし 牛乳

沖縄の年中行事「グングヮチグニチ(旧暦5/5)」では邪気払いと一年の健康を願います。この日には「あまがし」をつくっていただく風習があります。昔ながらのあまがしには「緑豆(オーマーミ)」が使われています。

【6月19日(木)こんだて】

麦ごはん ゴーヤーの佃煮 魚汁 もずく天ぷら すいか 牛乳

今年度はじめてのすいかが登場しました!

【6月20日(金)こんだて】

ヤファラジューシー 焼きスルルのシークヮーサーがけ ゴーヤーチャンプルー ふかしいも 牛乳

沖縄戦から80年が経ちました。
戦争がはげしくなると、食べる物がなくなり、わずかなお米をたっぷりの水で増やし分け合って食べていたという証言もあります。そんな戦争があってはなりません。
給食時間からも平和に思いを馳せる機会になっていたらいいなと思います。

給食日記6月②体をつくるもとになる食べ物

6月の栄養指導目標は「体をつくるもとになる食べ物を知ろう」です。

血や骨、筋肉など体をつくる材料となるのがたんぱく質です。たんぱく質を多くふくむ食品は、動物性と植物性の2つあります。

肉などの動物性たんぱく質は脂肪も多くふくむので、とりすぎに注意しながら、植物性たんぱく質である大豆なども上手に組み合わせることがポイントです。

【6月11日(水)のこんだて】

カレーうどん 焼きどうふの野菜あんかけ フルーツきんとん 牛乳

大豆からつくられる豆腐は、たんぱく質の供給源です。
とくに沖縄でつくられている沖縄豆腐(島豆腐)は、一般的な絹ごし・木綿豆腐よりも固く、水分が少ないぶん栄養価も高くなっています。
たんぱく質だけでなく、カルシウムなどのミネラル類もぎゅっとつまった食品です。

【6月13日(金)のこんだて】

コッペパン シークヮーサージャム 野菜スープ 高野豆腐のグラタン かぼちゃとナッツのサラダ 牛乳

高野豆腐は「凍り豆腐」ともいい、豆腐を凍らせ乾燥させてつくられます。こちらも水分がぬけたぶん、栄養がぎゅっとつまっています。

成長期には、たんぱく質やカルシウムなどの必要量が多くなります。大豆や大豆製品も食事にうまく活用して、十分な栄養がとれるようにしていきたいですね。

給食日記6月①すーまんぼーすー

「小満芒種(すーまんぼーすー)」は沖縄で梅雨の時期のことを指しています。
二十四節気で小満(5/21ごろ)と芒種(6/6ごろ)の間は特に雨が多く降るため、だそうです。
ときどき太陽がひょっこり見えたりしますが、ジメジメとした曇り空や雨の日が続いていますね。

【6月2日(月)のこんだて】

キムチチャーハン おくらと卵のスープ いわしのカリカリフライ あじさいゼリー 牛乳

この時期に咲くあじさいに見立てたゼリーを作りました。

【6月6日(金)のこんだて】

コッペパン チリビーンズ あさりチャウダー マカロニの梅マヨサラダ 牛乳

6月6日は「梅の日」ということで、乾燥梅とねり梅を使ったサラダです。

梅雨の時期は気分もどんよりしちゃいますが、あじさいや月桃が咲いている様子が見れたり、お店には梅が売られ始めていたり、梅干しや梅シロップを作ったりできる、この時期にしか楽しめないこともありますね。

農村活性化センター(旧道の駅)ではハウスパインも並び始めていました。甘くておいしいそうです。夏が来るのも楽しみです。

給食日記5月③きょうの琉球料理

琉球料理とは、沖縄で昔から受け継がれてきた伝統的な料理です。琉球の時代に中国や薩摩とのかかわりで生まれたおもてなしの料理や、亜熱帯の自然のもとで育まれてきた庶民の料理があります。

沖縄の伝統的な食文化を絶やすことなく伝えていくために
毎月の給食こんだてにも琉球料理を組み合わせています。

【5月15日(木)こんだて】

麦ごはん アンダンスー さばの生姜やき 麩タシヤー 冬瓜のおつゆ 牛乳

「アンダンスー」は油みそのことです。冷蔵庫がない時代、大きな甕につくり、保存食として長く食べる工夫をしてきました。

【5月30日(金)のこんだて】

玄米ごはん アーサ入り厚焼きたまご 沖縄風みそ汁 大根の梅おかか和え ちんびん 牛乳

きょうは旧暦の5月4日、沖縄の年中行事「ユッカヌヒー」です。豊漁を祈願して、県内の漁港のある地域ではこの時期ハーリー大会が行われています。家庭では子どもたちの健康を祈り、「ちんびん」や「ポーポー」をお供えしてウサンデーしたといわれています。

今日は給食センターでちんびんを1枚1枚、一生懸命焼きました。!

給食日記5月②エネルギーのもとになる

5月の栄養指導目標は「エネルギーのもとになる食べ物を知ろう」です。

主食(ごはん、パン、麺など)は、私たちが体を動かすためのエネルギー源となります。3回の食事で必ず主食をとることが大切です。

子どもたちは、さらに体が成長する分のエネルギーが必要です。
エネルギー源となる炭水化物を多く含む食品は他にも「いも」「さとう」などがあります。また、「もち」や「マカロニ」「春雨」などもあります。

スポーツするとき最後までバテずに頑張りたい!や、
勉強するときの集中力を高めたい!とき、
エネルギー源となる食品を主食だけでなくおかずに取り入れることも工夫のひとつです。

【5月7日(水)のこんだて】

もずく丼 大根のみそ汁 紅いもごま団子 牛乳

【5月19日(月)のこんだて】

たきこみチャーハン レバニラ炒め タピオカウブサー 牛乳

今月の給食では、エネルギー源となる食品「紅いも」を使ったデザートを2品つくりました。
タピオカウブサーとは紅いもとタピオカ粉、さとうを混ぜ合わせて蒸し上げ、きな粉をまぶした料理です。